「水俣・熊本みらい基金」助成団体の2022年度の活動報告

2024/10/24

水俣・熊本みらい基金は、2022年度の助成事業として、水俣病や環境に関する活動団体や熊本震災を支援する活動団体など15団体への助成を行いました。(1団体は状況の変化により活動を翌年度に延期)
このうち14団体の報告書を掲載します。

本基金の原資は、全国ご当地エネルギー協会の「水俣薄原太陽光発電所」及びグリーンコープ の「くまもと未来ソーラー」の発電収益、生活クラブの「自然エネルギー基金」です。基金の主旨である「自然エネルギーの光をあつめて、いのちの大切さを未来につなぐ」が、さらに多くの方に届くことを願っています。

====各団体からの報告====

⬛︎ 水俣病事件について後世や世界へ語り継ぐ活動

助成団体名 助成対象となった活動 報告書 関連資料

Photography Mission Minamata

水俣の現在の姿や地域の変化を写真で記録する。それらの写真を小冊子にまとめ発信する。 報告書
TORCH(トーチ) 希望としての水俣を世界に発信するウェブサイト制作プロジェクト(日本語・英語) 報告書
一般社団法人
環不知火プランニング
水俣病学習の基礎づくりをした教員へのヒアリングとその想いや当時の教育現場を知るための教員研修。 報告書

水俣病事件資料集
編纂委員会

水俣病事件史の全体像を明らかにし、後世に伝えていくために1996年に刊行した『水俣病事件資料集1926-1968』の続刊である水俣病事件資料集を作成。(5年計画の4年目) 報告書

一般社団法人
水俣病センター相思社

水俣病関連資料保存のための環境整備。 報告書

本願の会

石野仏を自ら彫り、エコパーク親水緑地に建立する。慰霊の行事を行なう。 報告書

水銀に関する水俣条約
推進ネットワーク

水銀に関する水俣条約締約国国際会議への患者とスタッフの派遣など、条約の推進活動。 報告書

一般社団法人
きぼう・未来・水俣

水俣病ときぼうを伝えるプログラム活動。 報告書

自然と暮らし研究会

水俣、自然と暮らしのアーカイブ作成。 報告書

 

 

⬛︎ 熊本地震の復興や被災者支援のための活動

助成団体名 助成対象となった活動 報告書 関連資料
NPO法人
みるくらぶ
被災地域にて、親子の居場所事業、こころリラクゼーションの実施。 報告書
阿蘇の灯 南阿蘇の地域住民との追悼イベント「灯物語」の実施。 報告書
すがるの里 南阿蘇被災地域の東海大学学生向けの手作り弁当提供。 報告書

 

⬛︎ 自然エネルギーや環境への取り組み

助成団体名 助成対象となった活動 報告書 関連資料

NPO法人
植物資源の力

地域の不要材となっている竹を伐採し、竹炭にして熱エネルギーとして生活の場で利用するための取り組み。 報告書

山都の森と水を守る会 熊本県上益城郡山都町東竹原地区における産業廃棄物最終処分場建設計画をきっかけとした水源の環境保全や町の産廃処理政策に関する勉強会、周辺住民への啓発活動。 報告書

 

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